侍女さん

ブログnguyenkieuanhの侍女さんのカテゴリー

  1. 侍女さんの1~5についてのごく僅かに一部の粗書
  2. 侍女さんの6と同7に通底をする神隠しとアニミズムについてと侍女さんの1~5のそのように読める部分の話し
  3. 侍女さんの8について_森羅の万象であるとしな日本の首相も人であり軌跡は人としての其な行ないのうち
  4. 侍女さんの9~同10は陰陽道の一部と現在の誌面紙面やらインターネット上のサイトやらSNSについても

【侍女さんの1_侍女さんある日の船の上】

ブログ侍女さんの1_侍女さんある日の船の上

青山の肥ゆるる傍らの川上に帆をば揚げたるるの大船の其処此処に燦と落ちるる朝の陽だまりと沈と休むる影の中で◯が浴々としたるるの気の持ちで振り返るるの過ぎたるの去は真中から縦に割りたる竹の内側に特定の読み物やら倭の文字をば記すの日々でありては其な中で宣伝文の買い付けという仕事とは名ばかりの金のむしんをしておるの時分のことであり各地に赴かせたるるの他の者に宣伝文の買い付けをばさせてからの其処からの賄いをば得ることに手をば染めての頃の電という子の所業についてでありて◯後に記すのこととなる【賊】と言わんの囃子が持ち来たるる当時の奇妙ではあれどのしかし確かな縁についてであり是な囃子には普通であれば多くが知る由も無い文の並びがようさんとあるわけであるも其れでも僅かばかりの者々其をば知るであり◯の傘下にはないところでの文字の買い付けをば行なう者々やら調べる者々少なくと言うは競い合うこと少なくにまるで魚の入れ食いであるの様で是止めることができずであるのようで殆んどの者が知らぬるということは調べたるる者の様々なる思惑から其な者の頭の中の上位をば占める文字の並びとなるのことからにか多くの商人が其な文字の並びをば何とかして手に入れようやと躍起にとなるの次第のことで是をば使いて所謂荒稼ぎをばしたるる◯の過ぎたる去は決して幸せとは言えぬるのようでありてがしかし幾許かの光が明るくにもさしてはいたようでもありの此処より幕をば開けるるは電という子の観ておるの前で文字にと犯されて弄ばれたるの挙句には蹂躙をばされたる◯という人の生かと是読まん者に問わん也しや。

川行く船は◯のことをば商売名での侍女さんと呼ばんの粥屋の娘を岸に残したままに出たこと悪うに思うてかまるで揺り籠ようにギシギシとしたるる音をばたてながらに其な大きな船体をば揺らしたも乗員の安全にかかわるほどの嫉妬は可愛ゆくないとの甲板におるの◯の呟きに静かと行く行く燦落ちるる水の上。 《電の子いずこぉ、電の子いずこぉ...》などと船首の側で輪を作る艶やかな着物姿の幼子の唄が船にと敷かれた波にも心地が良いのか其は静かに揺れ揺れ。

侍女さんが後に記したるる文。

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【賊】

決して名をば語らずに行うるるは幾万人なる他人の用地から盗んだる物をば自らの用地へと植え替えてさあさと人に売るの行為なることでして次々と出荷をばされていざいざ万金へと変わるの是なる仕業は太古の昔より今の今までその存在をば知られたるる国民的なるニ次元の英雄と覆面格闘家の顔をば併せ持つ輩の所業もそれな万金はといえば須らく食うに食われぬ幼き男女の元でこれをば表して日の本では義賊と言わんやの此をば呼ばぬる皆からの掛け声は弓削弓削なるの覆面。

白い弾力床の密林に今日も嵐が吹き荒れる。🎵

弓削!弓削!覆面!🎵🎵

虎覆面。🎵

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侍女さんが後に記したるる囃子と伊達 直人から時を経ての伊達家ができ更に時は進みて現代になり同なるのの漫画や電影やらも出て腹面をばしたるるの格闘家も出て同なるのの汚名が晴らされてもいるようすもこれな書からすれば其はまだ先の話のこと。 *注意と致しましてですも、この件は冗談です。

◯の持論のひとつとしては是なようなるの文字で記されたる読み物は何処ぞの誰ぞが調べたるる時分にも通常の読み物より頭の中の上位に残るること多くとあるのようであり須らくにそうであれば◯という人の生は確かに面白うし多くの者が寄ることにも繋ごうたも是な殆んどは名も知らぬる者が昨今の教育の衰退から調べるという行為のそのものがどんどんと行なわれなくになりおるの時流の中で其以前から生きて来た者々社会の荒波にのまれんようにと必死にもがくの様よりなく者々仕事ばそれぞれ多岐に渡らんもこのようなる衆世相は時流を読んでのことであるのか読めずのことであるのか。

別の国では馬肥ゆる頃であろうに現実の此処はと言えば船の走らんしゅしゅしゅとしたるるの音をば聴く中でのあるの日の◯伊達 直人というのカビか草の色が擦り付いたのか多少に麻黒緑の衣を身に付けたるのまるで吠えたる虎のようなるの若人のことをば知ることとなりては是なるの者竹を繋げた書物に掲載をばされての唄をば自身が記したと嘯き周囲に配りて金をば集めての者でありなものであるからに◯思うは所詮は自分も同類であらんやということでそのように思うたるの後に嫌さ自分は此な輩と同類などではないとのことでかぶりをば振るで伊達 直人のようなることをばをしておれば元の唄をば記したるる者々飯の食い扶持も無くなろうにと思うてはおるのようではあるも当の伊達 直人はといえば自身の読み物とするものは何処よりも速くに届くとのことを得意気に◯にと話したるるのもので◯元の唄があらんやとは知らぬるままに仕方なしにと幾つかの唄をば買うてみたもののなるほど体裁はどうしようもないが客の要望からにか唄中の文字をば大きくにしておるのことで読みやすくにはあり爺婆にもそこそこに盛況であるとのことからにも最近に客層をば老人に鞍替えをばしたと鼻息荒くに言う伊達 直人という者が記したとする読み物は◯の頭の中で上位を占めることとなりしがしかし是なるの時分には此な伊達 直人というの人物が偽物であること気が付かずの◯目の前におるの人物がまさか盗人であろうとは思う由もなし。

観るとなるほど色々なところで盛況であると言うだけのことはあるようで人の興味をば掻き立てるもの多いであろうと◯思いこれらの宣伝を文字にと起こせば相応のものにはなろうかとは思案をばしたのようでありどれだけの金を積んでも文の取り引きをば行なう者後をば絶たぬるのこよからにも仲間内で是な業界をば独占とすれば良かろうと早速にして友人やら付き従う者々やら何やらと物申して来る者等に伝えんと文をば記しておれば伊達 直人が経緯をば語りはじめたのものであり其によれば自分はこれまでは人の病をば診るの仕事も行ないてからに慈恵という場所なるの提供も受けたもどうやら濡れ衣をば着せられてのことであるようで周囲の者によれば夜な夜な患者に手をば出すの悪癖をば咎められたのことからに人をば殴りて其処をば追いやられたとのことであるのもので無実であるとのことこれには◯驚きて目をば丸くとしたるるの様。

まるで日常のままというようにと船は揺れもせずに波もたちもせずに。

年未だ若くに観えるるの伊達 直人というの人物が以前には病の者をば診る仕事をばしておるとは解せぬるの◯同なるの者に齢と就業の年間の数をば聴くも昔々からにであるとの応えで的をば射ずのことでありなんにでは是な船にはどのようにして乗りたもうたのやと聴くも乗船の資格はありなんももうの幾度もの往路と復路との間であるとの応えに是なるの人物は密航者なるのままに船にと住み着いたのやと思うの◯であり甲板の端では相も変わらずに艶やかなる着物姿の幼子等が電の子いずこと唄をば歌うておるのが聴こえて来るの最中の一幕なるのことで目の前の伊達 直人なるの人物の言うの不思議と着物姿の幼子の唄が◯の周囲の雰囲気をば醸すのことしばしでありふと今の今まで伊達 直人なるの人物がおりたの空間にと目をばやると其は忽然と其な姿をばくらましてのことでありなんにああ何処。

【侍女さんの2_百鬼夜行の噂と陰陽道】

ブログ侍女さんの2_百鬼夜行の噂と陰陽道

時は◯がとある船なるの上で伊達 直人という人物との少しばかりの縁の一幕なるの幾許かと前のことがが遠い遠い地で百鬼の夜行に悩まされたるる者々多少のことでありては何時しか知らぬる間に国の上となりしの陰と陽の理をば使うたるる上級の民にと相談をばが相次ぎては其な陰と陽の理使うる上級の民言うに鬼やら魔と言うものは昔々より今々しまで其処此処なるの影にと存在をばしておるのもので光の中おる者々其を観るべきでなしとのことであるも暗うになりたるある日のこと其な陰と陽の理をば使うる上級の民の住うる処から百鬼の夜行が始まりおるを観たとすな者まで出る始末なり同なるのは其は鬼やら魔やらをば払うておるのところに出会したのであろうとして場をば取り繕うたも帳の後ろにと控えたるる百鬼のこと民知らずのことでありてはさては是なるの日も何時もと同じゅうに天動きては帳が降りて暗うになり天にありらんの数えること能わずな光の点から漏れたる明かりの向こうから誰ぞが覗いておるおるで皆からにと住まいに隠れたの頃なるの地は今日も目の色違うる百鬼が行く行く昼間に動物やら植物をばからなしたる苦い汁をば喰ろうたるるの後での足元覚束ずの赤ら顔なるのままにで其処此処にと満ちるる気は何時か◯が陰と陽の理をば使うる上級の民のひとりに聞いたる 《では鬼やら魔というものは自分たちと違う者の排斥をしようとする人の心に巣食うであるのか?》 との問いに同なるのが応えるにさてとのことであるので話はならずでありで今日も着物やら染め物の話やらをばせんは上級の民のとことにおる百鬼とのこと。

時は戻りて船を見渡す◯知らぬる者の多さも皆家の繋がりあるのはずでありであろうからとさして気にも留めじでありも◯には倭の者ではなしの知り合いもいたことからにに其は当然と言えばそうではあるが何やらと連なりのある者多いことは分かりで寂しさからにかひさかた振りに後に阮朝と言われるところにおるの者にと文をば出しとうになるも海の上での配達は不可能であることからににさてはどうしたるるものかと思案をばするも解を得ることなしなるのもので諦めてはまた船の上の者々にと目をばやると使うておるの言葉やら着こなしておるの服やらとやはり何処かに近隣なる性やらも観て取れては理によりて基をば辿ると百鬼の夜行もひとつに集約をばされるるのかそれとも夜な夜な噂にのぼるる魔のようなる異能が何処かで交じりおるのか又は此処にもある影にもおるのか興味はあるのよう。

さては陸では是なるの日も何時もと同じゅうにあれよあれよという間に陰歩くの速くのことでありては其が引き連れたるの百鬼の行かんのことで川行く船は其を知らじのままのことであり天動きては帳が降りて暗うになりて其処にありらんの数えること能わずの光の点から漏れるる明かりの向こうから毎度の如くに誰ぞが覗いておるおる。

船を見渡せどやはり伊達 直人は観えじであり其は密航であれば大きな変であるので至極に当たり前のことが電の子いずこの唄も止みては大きな白黄色の丸が静と水にと浮いておる。

平で安らかなる時の異なる変は異なる者がもたらしたるのか其の排斥をばせんとすの心がもたらしたのかしかししかしと言いもせず。

電の子いずこ?

【侍女さんの3_何も分からぬことと宮の導師に聞いたことと持つものと】

ブログ侍女さんの3_何も分からぬことと宮の導師に聞いたことと持つものと

立ち位置の違いによりては観えかたに多少の違いはあれども近うになれば見間違うこと少のうにならんのことのはずでありては其な真は次第に他の者に伝搬すのはずが姿が観えぬるとなれば是どのようなるの了見かと思うたるるのようなるの◯が電は食事をする処にも寝る処にもおらぬるものでありさては川のようなる海にと投げ出されたのかと思えど伊達 直人すら観えじとくれば海からにと吹く風がが余計に肌に寒くでやはり素性の確かではない多くの者をば船にと乗せるるは駄目で知古に限らんのことが良いとは思えども其だけでは電は見付からじ。

明けたる日なるのこともも船の内の捜索すら出されぬことでありてからににそれどころか白粉をば塗りしな女人やらが陸のとある宿場についてのあこぎな話題で持ちきりでありてで其処では出さるる食肉だけではなしにに水さえも偽物とくれば姦しくが止まらずのことが其な話の中にも電の香りが微かに香るる。

船内の食事処にとある籠の右側が破れて卵と鳥が転がるの様が異なる世の呪いなるの文字にと観えんなりしで怖しことも船にと乗る者々にに誰か誰かとしてみるも電をば見付けること能わず。

電はいずこ。

電とは誰りょ。

あぁ香るるはあれども姿が観えずでありしな電がが誰かも分からずの◯でで微かに焦るる心の中でで思い出すはは宮の導師からにいつか聞きしな基にと辿り着く機なるの話であり、 《まずは同じ状況をば作りて関連をば付けやん。其は昔々からありなん。》 さては◯の持つ時と実とをも使いながら。

【侍女さんの4_かかわりと連なりと】

ブログ侍女さんの4_かかわりと連なりと

◯乞ふには人同士の結び付きやら事物の共有やら他者への宣伝文句やら果ては走り書きに至るるまで拡散をばしな行為其ものと何違いしかとのことでありては友人やら支持者にしてもも是と同じであらんやと思しで其なれば金をば掛けてのほうが良くなことではなかろうかいやさ其他にはどのようなる方法があろうかとはてなはてなとして答えをば出してみれば其かかわりと連なりであらんやとの明に至りては潤沢なるの資金と人海戦術が全てを決めるるわけでなしと船内の漕ぎ室にと見付けたるる蜘蛛の糸をば観ては改めて納得しな様。

かかわりと連なりをば時に辿り行き時に手繰り寄せては電をば探さんのことをば欲すの◯。

刻は西暦の2020年に近うになりな頃の何処かも何十年かと祖父母としな者々のの衆生のひと段落となりしなことからにに石をば新しくにしな墓にと参るの誰ぞがおりおり生きるることさえ出来ずに女郎にと身をばやつした者々もも其な土地にに眠りなこともが其な者々のの呪いかはじめに産まるる嫡男生きるができずが何代か前のこともも家はは今もも続いており仏は此処で眠々で神となりもうしは別なる処にあれども存在をばしなこと能わずと燃やして無くそうとしな者までおりしが神社の天井にと移しておりしなことであり猿山と称されようとも平穏無事も良きかなと思しな誰ぞ。

【侍女さんの5_禍々しくに湿りし丸がが空にと在りては地も湿りで暗うも在り穢れも在りしか】

ブログ侍女さんの5_禍々しくに湿りし丸がが空にと在りては地も湿りで暗うも在り穢れも在りしか

電をば探さねばならぬる◯ではあれども船は其をば待たずと現在の☆は△にと寄港をばしな時分に沖合へと止めたる船から小舟をば降してからにに幾人かで閑散としたるる岸へと其をば着けての暫しのこともが家々からも路と同じゅうにの湿り気をば帯びたる土の匂いは何処も同じゅうで穢れにと侵されしな者もおりしなことをを是毎々日々廻廻何も疑問ばあらじのことでか是な地にとおりしな者々はは其が不幸とは誰も決めもせずなるのことでありてはさては沖合で待つ◯の元へと情報の商材をば扱う輩やら物販をば生業としな輩が今しがたに岸へと着けたる小舟にと乗りては寄り来てからにに文なるの威力をば知りたいと問うてのことであるからににまずは文あれども其をば配るる者が要り用でありとの前置きをばしな◯がが次いでは通り一遍なるの話をばするももどうやら巷で聞きしなこととは違うることに訝しむ者々で其は当然で者々物をば買うて貰うる為にに商材の名前やら其をば扱うておる店の名前をば記すものであると習いしが文そのものに入れ込むことがが大事とは是如何にで授業料も高くが其を我慢と払いながらに今々まで行のうてきたことがが水の泡に帰すことにとなり何処とも似ておらずで全てと同じな◯の言にに者々些か納得ができずのこともが焦点をば当てて暫しとすれば其なようなるものがが集まりとの◯の応えには幾分なりと頷くことができたのようす。

何時しか禍々しくに湿るる象徴にもなりさらばえたる本来であれば優しく安らかにと浮かぶる丸をば観ても心の安らぎ得られずな◯の内には次第に電が占めもしも其な姿は観えず其な形すら思い浮かべることできずが煩い。

【侍女さんの6_ 値の張りし梁をば鳴らしてみませば其な音は清くとに同じか】

ブログ侍女さんの6_ 値の張りし梁をば鳴らしてみませば其な音は清くとに同じか

此な頃はは人やら物やらがが消えては失せるる件の相次ぎしこと多くで其もしや陰陽なるの道やらにと迷い込んだのか鬼にと隠されてはどこかで白粉やら艶やかなる物をば着させられては空の上にか海の底にかおるのではなかろうかとの噂も広がり出しては其をば訝しむるる者僅かばかりにとおりはせども是物々にと宿りゃんのやおよろずが何をば知らんと口には出さずも知る素振りをばしな者次第に増えしなある日のこともが清い音をば名に持つ輩が周芳やら穴門やらにと出没をばしなようにとなりしで其な輩が百済の王族をばはじめと言わんの国造なる者をば訪ねておりしなことでありしも其にと其はおらじなことでが別なるの国造が丁度今県にとおりしと聞き及びでではではと其処にと向かうる道中にに広がりしな水稲をば眺めながらに飴坊が静かに揺らさん水にと何やらと伝わる力についてを思うてか若しくは海をば往々船の姿をば重ねたかで其何思うで後には明との交易でも栄えし西の京とも呼ばれしようにとなりしな其をば刻の代まだ知らずなこと源と平の均衡が次第に撓みながらに壇の浦での件の匂いが少し少しと醸され出し頃でありしな頃で琵琶法師と会わん新しい家から来りしな方済各の香りはまだ伝わらじな頃。

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【梁】

何時もかつもと安き部屋の窓の外より中にと其方をば探すること幾年も其方は西洋の札にと鬱つをば抜かして惚けたるるままで儂心若くも籠目の童唄をば口遊むのことが其方は一向に出て来ぬことが刻の全てでありしかと思うては其をば待つ此の気持ち知らぬるや今々嫁子からの別れ話をば咎他人めとの言葉と共に電と言う者がしたため来た文より受けたるの様なるままについと思い出すはこのやうなる儂にもかつては優しゅうに微笑み両の三つ指で此な頭をば撫でて身体をば摘んでくれたる若女人のあるに襤褸なぞ知らんわと勝気に出るも其の子其の時何故か口布と塩をば固めた物で手を覆う物をば付けておるの姿のことで思い返すに今更ながらと儂をば汚人とするのや清い音という是な名をば読めぬるかという苦汁と触られたる恍惚も感ずるは人の肌の温もりなることさてはこれ他人の記憶で儂が知るはおかしと頭をば降りてからにまた安き部屋の窓外から中に其方をば探さん。

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さては観ししな者がが変われば事物は須くに変わりで

《男の人が家の前にいて、窓から中に女の人を探しています。》

《女の人の気を惹きたいその人は、カゴメの唄を唄っていますが、女の人は海の向こうの話しに夢中です。》

《男の人の奥さんから文が届いたそうで、犯罪者と罵られた挙句に別れ話しを切り出されています。》

などと広まりしまで刻其ほどには掛からじであり清音と言いしな輩が思い出しておろうは若かりしな頃にと遭遇をばしたるると自身にに言い聞かせしおりしな若女人であれども其な実際は鬼かやおよろずか他の何かであろうか記憶のすり替えも起こりしかでしかし周りの者々口々にして言うは其は堅気の者でなしとのことでありらんも兎も角三つ指の未知なるもののことであろうかとの話題が広がり其は正にに者々のの想像力の欠如か真実か誰も信じずな眉唾も未知との遭遇今々しより遥かなるの未来にに聖林なるところの王子でありしなすぴるばーぐも哀しくに思しかとしれずも其未だ先なりしなことでありせめては三つ指の何かをば自転車にと乗せて走りゃん絵面をばひとつも清音と言いしな輩がふと足元をば観ると其処には大きな亀がおり是は何処ぞから抜け出して来たるのかと触り観りゃんも安き家なるの前では雀が囀りゃんの心地。

清音と言いしな輩が国造のところへと赴いては暫しの後のこともが其な家の前で陰茎をば引き千切られたる同が倒れておりしなことで傍らには何処までも何かが引き摺られし跡残りで此は是道化なりしか笑劇なりしかいやさ茶番なりしかとも観え其処へと現われたるは何時もかつもと女子にと囲われては羽振りの良い話し読みを生業としな宮野々 誠の司と言いしな者であり其な現場をば観ながらに言うは《亀をば探さんば須くに謎は解けよう》とのことであり今の今此な場にと居合わせたる亀の飼育をばしておる者にと《亀は何処ぞ》と同は聞くも其分からんの一点張りであり《身体に合わせてでしょうか排泄しましな物も非常に大きくでありましで其が見付かりませば且つまだ暖かいようでしたらば其な近くで亀をも見付かりましょうかとしれず》とのことで他にも其な場に駆け付けたる民が生きりゃん何がしかのことをば生業としとの者にも亀をば観なんだかと聞く宮野々 誠の司ではあれども其な者実は民から金をば巻き上げておりしな暗い淵でで躍らんの者からににではと宮野々 誠の司が共に産まれし者々にと成敗をば頼もうなりと同をば探さんなりしと駆けて駆けてはでは亀は誰が探さん。

【侍女さんの7_追い行かんの暫しは静】

ブログ侍女さんの7_追い行かんの暫しは静

泥土の堆積したるる沼はは一面に広くでよくよくと猪獣の類が抜け出せずにゆるりゆるりと沈みながらの其な目は遂をば悟りしでか空虚でありしな毎なるの度の頃集落とは名ばかりの漁るる者々閑散なりしな処ありてはまだ暗い時分にと海をば観ゆれば極々たまの其処には周りの黒よりも黒くの巨大な化け物がおりおり同暗い時分の陸には鬼やらが溢れてと言われしからにで其等が跳梁跋扈をばせんなるを光が漏れりゃんの天の窓から覗かんの何がしかがおりおり静中にと息遣いやら虫の鳴き声良くに響きな時の間と朝の露よりも少しばかりと湿り多くな光も朧な其処な湿りし地から湾の内にと限れば航の路もありらんの静波の水面なところにも届いたるる何処何処までもも地をば引き摺りゃんの跡の話しに怯えながらの麗しが今宵もあの者への床へと静行かんまでに其な話し手に観せたる詫び寂びなる瞳の奥の色も此も静と微笑み返すの話し手でありしな暫しのことででさては床の時に其な者から聞かんの《あね様は離れた処のことも良くに知りおりますが知るが過ぎますと生きるに難くになりましょうに》の後の自我が分からずな麗しのことがが暫し床より離れし沼地に転がり静かに沈みながらにの其なるは、

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【亡】

痛みを忘るる中でべとりと付いたる血の液さえ心の地が良いと思う気が彼方より此方へとまるで洪水のやうに押し寄せては失うるる怖さをば涙と共に涅槃へと運び行くも妾が其を追い行くまで暫し。

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麗しが遂に思しは草の種が多いように己等の種も多いのかえとのことのようでありては遥けき後にに出でんの日の本の男児のひとりでありなん麻生 太郎の発する《歴史上ここまで長くに単一の民族が》と言いしものへもとしてかのことかでの刻は獣の息荒くに虫の鳴き声静なるを余計に添えての彼方に黒より黒くに観えりゃんの巨大な化け物おりおりで光が漏れるる天の窓から覗かんは何か。

侍女さんは本に道化やら笑劇やら茶番の類かとのことをば添えての節終い。

【侍女さんの8_茂るる力はやがては石をも破かんなりしか】

ブログ侍女さんの8_茂るる力はやがては石をも破かんなりしか

別なるの地で麗しが死に給うの前か後かのこともが過去に神慮にしては森羅の万象でありと錯覚をばしな者がが何時しか人慮の内にと其をば絡繰るを夢々抱くに至りては右に想をば従えて左に論をば従えてからにに究すのはじめは神慮からの縁起にと気が付きしなことであり暫し後には気象の再構築やら陰陽やら古今の数秘な術やら記憶と結合の錬金とありなんるるすにもらぷらすにもとてえんえいないにもしなこと唯のひとつとして時と顕れ出でたる形の片鱗をば機にと落とし込みでで其にと行なわせんとすの行為は最早人の道をば外れしことかと思うの此な頃であるもが先ずは意識を明確にして用立てたる偽なる者をば贄のひとつとして供物をば捧げん如くに其をば差し出しては神の名前の持つ威力をば使うて話しの広がりをば観んこともも考えたのようも其は何処にも見当たらじなことでありでは何か用立てれば良かろうと其なようにとすも捧げん供物が偽物でありしこと此は神をば欺かんの行為でありしなことからもにか忽ち直ぐの効果は観て取ることできずは是至極当然であるもも幾許かと期待はしつつに顕れ出でたる片鱗をば数えて比べて観れば機が上下動をばしておるようすが分かり眼に溜まりし水はは喜び故からのものか外道の所業を寂しと思うてのことからにか誰ぞ知らずなこと其は誰が為なるをかまだ想い出せるるのかもしか霊妙不可思議なる奥義も秘技も超え行かんと唯に唯にと欲すのことかか。

ある日なことが此処より遠くな伯耆国では昔々の墳墓から蘇りしかとの噂のありしな薄桃色をばしたるる巨軀をば誇りし伯耆国の魔神と呼ばりらんの石ヶ破 茂が八岐の大きな蛇にと今にも呑まりらん姫をば助けん夢をば観たようで是何かの兆しではなかろうかと思索にと耽りゃんある日のことがが突如として海から亀が現われ出でては何やらと曰いしと言いしなよりはは以心伝心として《迷子になり申し》とのことでで其にと続けての此も以心伝心で《此処でお会いしましたも何かの縁でしょうしあなた様を是非水底にと案内致したくも其叶わじでありなことですのでではでは西の都にまでならお連れができましょう》とのことで伯耆国の魔神と呼ばりらんの石ヶ破 茂は今は金蓮上人の大山寺と役小角の三仏寺をば従えんことしな最中もどうやら其は叶わじと思しであり西の都までの旅路も良かろうと亀に跨りてはいざ行かんも周芳やら穴門やらまではは何れほどと掛かろうかなどとは思いだにせずなこと。

さては千年以上もの後にに自由民主党の同志となりしとある二人によりしな総裁選挙にまでならんの因縁かやいやさ茂るる力を持ちてで挑めども破けぬものもありらんと気が付きしで終いのことであるのか。

ときはしばし遡りてのこともが陸地で待つの幼子にとからくり箱をば贈りゃんと大事に抱えておりなる伊達 直人であるもいつしか誰も其な姿をば見掛けぬようにとなりしなことであり他の者がが言いけるに伊達 直人は実は清音と言いしな者と同一なりしかとのことでで周りも其なようにと思うに至りてがが其が噂となるは暫しの後のことであり此な頃にと船の中で消えたり顕われたりすは微かに電気を帯びたる幾つかの物やら虫やらの間をばか細くに伝わらんの伝導が織りなし空間内への似姿をば成したる故かとも思しな者おらず或いは幽かなものでありしか兎にも角にも伊達 直人は身分と収入をば国にと保証をされしな貴やら通貴をば叩かんことをば勤しんでおりしも幾度となくにあしらわれては残るるはいと高きなうへ人への羨望だけでありらんのかはたまた未知との遭遇でありしか若しくは嫁子供との別れ話しか。

【侍女さんの9_青の木の理知らぬる者】

ブログ侍女さんの9_青の木の理知らぬる者

昔々今々しのこともが世の何処かにとおるとの髪白くとまるでは高分子のように色が抜け落ちたる男の噂がありては其な者特にうへ人へと民の辛苦が記されたる文をば投げ付けては世を問いしを生業として攻めて攻めての色なし文の体裁のことがあぁ寂しが真に寂しは其な文の体裁をば草の者々うへ人をば論わんのだけの為にに大量にと写しては其な書で同をば囲いで法陣をば為してからにとまるでは呪いの如くにと攻めたてらんのことをば行ない其は次第に亜流となりてで特殊な体裁故からにに読みしと思しも読むこと能わずな書の大量なるのことにに気が狂わんのうへ人が続け様にと出し此な頃でありしなこともが本来であれば是な世に僅かにと生えるると言われん青の樹木から取り出したる理と言われんほどの体裁が最早是呪いの如しで後の現代となりては是なるの所業は当時に官僚であらじな芦屋 道満の仕業と一部からされりゃん。

ではでは噂の男は衆世をばどのようにと思しなりしかと問わん者も出でずなことであり其な者後に百済でも読まれしこととなりしな《相談をばす為にと会わんの本の日》と言いしな書物をば下界の何処かで狂うた獣のようにと記しておるのかえとの誰となしにの言。

以下は何処かでの一幕であるがが、

《其方の名は?》 応えず。 《あらじかえ。》 しばしの間を置き、 《青の木の理知らずと申します。》 《ほぅ。して其の名は誰に貰うたのかな?》 《今の今、其処な木から頂きました。》 《は?…おやおや、これは面白い。其方は女人の股から出たわけではないと申すのかえ。ほほ。》

【侍女さんの10_禁則措置】

ブログ侍女さんの10_禁則措置

土埃の煙らん如くな勢い其なままにまるでは法陣のようにして書をば撒き散らしな者々ををよそに青の木の理知らぬる者うへ人へと其な書き物も書として残されらん旨嘆願すも其な少しと前ににどうやらここいらの者でなしな幼い子がうへ人の乗りしな籠の下敷きにとなりてで身体をば痛めたのことがありしかし肌の色の違いでか誰も其な幼い子をば気に留めじもうへからすと何やら読めぬるものでで脅かさん者々をば一網打尽にしな良い機会でありと捉えてか次に法陣のようなる形で書をば撒き散らしな刻をば待ちたくも其なことをば知らいでか否かなかなかにして尻尾を出さぬる者々と言いしな構図のある日のことがが豪をば煮やしたる書を撒き散らしな者々の何名かが仲間の内でも力の弱い者にと内々で指図をばしてことをば起こしてはさぁ此は大きな変であり諍いの芽は吹かんのことが近うになりては青の木の理知らぬる者へとうへ人が出したる返事は幾つかの文字をば使うることの禁止で正にうへ人の思う壺でありては青の木の理知らぬる者幼い子のことをば思うと我何をば残さんとしたのやと焦れる焦れるも涙はとうに枯れてか大きな海とは成らずで絶望となるも其に一雫。

はれなくけはなくけがれの音が次第に大きくなりかなしかも其は何処から来ぬ。